東京都千代田区神田錦町1-23-7 アイコンフォートビル3階 (大手町駅C2B出口より徒歩3分)
1枚1枚の写真の画質は写真容量を抑える為に圧縮(低画質に)しています。
こんにちは、CRYSTAL WEDDINGです。
今回ご紹介するのは、冬の丸の内を舞台に撮影したウェディングフォトです。
丸の内イルミネーションというと、街路樹いっぱいに灯る光を大きく写した写真を思い浮かべる方も多いと思います。
しかし今回の撮影で大切にしたのは、イルミネーションそのものを主役にすることではありません。
光に包まれた丸の内の街を舞台にして、新郎新婦お二人の時間を一つの物語として残すこと。
同じ場所で撮影していても、距離、構図、表情、ドレスの動かし方を変えるだけで、一枚一枚にまったく違った意味を持たせることができます。
今回は5枚のお写真から、光に包まれた丸の内の奇跡ををご紹介いたします。
まずはこちらのお写真をご覧下さい。
新郎様が片膝をつき、新婦様へ手を差し伸べる瞬間。
背後には丸の内の街路樹が奥まで続き、その光景が上下に映り込むことで、通常のイルミネーション写真とは異なるスケール感が生まれています。
特にこの写真で重要なのは、二人を画面いっぱいに大きく写していないことです。
人物を少し小さく配置することで、
「丸の内という街の中に二人の物語が存在している」
という世界観を作ることができます。
新婦様が驚いたように口元へ手を添えている仕草も、この一枚に自然なストーリーを与えてくれました。
丸の内でのナイトウェディングフォトでは、背景だけではなく、ウェディングドレスそのものも重要な撮影要素になります。
こちらでは、新郎新婦のお二人を画面右側へ配置。
そして反対側には、大きく広がるベールの動きを残しています。
背景のイルミネーションは意図的にぼかし、無数の光を細かな玉ボケとして表現しました。
写真の中で
人物
ドレス
ベール
イルミネーション
がそれぞれ別々に見えるのではなく、一つの流れとしてつながるように構成しています。
ベールが大きく広がる写真は華やかですが、単純に大きく動かせばきれいになるわけではありません。
新婦様のお顔を隠さないこと、ドレス本体とのバランス、背景の光が残る方向などを見ながらタイミングを合わせて撮影していきます。
前撮りというと、お二人で写る写真に意識が向きがちですが、CRYSTAL WEDDINGでは花嫁様お一人のカットも大切にしています。
今回のドレスは、ボリュームのあるスカートラインが非常に印象的です。
そこで全身をまっすぐ写すのではなく、ドレスを左右へ広げることで立体的なシルエットを作っています。
新婦様には大きなポーズをお願いするのではなく、少し視線を落としていただきました。
夜の前撮りでは人物を強く照らし過ぎると、背景のイルミネーションとのバランスが崩れてしまうことがあります。
そのため、顔・デコルテ・ドレスのディテールを残しながら、背景の光もきちんと感じられるように光を調整しています。
「イルミネーションの前に立つ花嫁」ではなく、「光の中に花嫁様がいる」ように見せること。
ここは私たちが夜のウェディング撮影で特に大切にしている部分です。
イルミネーション前撮りでは、つい華やかな広角写真ばかりを撮りたくなります。
アルバムを一冊として見たときには、こうした近い距離の写真も非常に大切です。
新郎様が後ろから新婦様を優しく包み込む一枚。
背景の街路樹はほとんど形を残さず、大きな光の粒として表現しています。
これによって、見る人の視線は自然とお二人の表情へ向かいます。
新婦様の表情、新郎様の視線、重なる手。
こうした小さな要素は、広い景色を写した写真ではなかなか伝えることができません。
イルミネーションを「背景」として使うのではなく、二人の表情を引き立てる光として利用する。
これも丸の内での夜撮影ならではの表現方法です。
ウェディングフォトは、すべてをドラマチックにする必要はありません。
手を取り合い、自然に見つめ合うお二人。
大きな演出がなくても、お互いを見た瞬間に生まれる表情には、そのお二人にしか出せない空気があります。
背景いっぱいに広がる光とは対照的に、ポーズそのものは非常にシンプルです。
だからこそ、新郎新婦のお二人の関係性が写真の中心になります。
前撮りでは「どんなポーズをすればいいのか分からない」と心配される方もいらっしゃいますが、撮影中はこちらから立ち位置や手の位置、視線まで細かくご案内していますので、写真撮影に慣れていなくても問題ありません。
丸の内イルミネーションで印象的なウェディングフォトを残すためには、イルミネーションがたくさん写っていれば良いわけではありません。
同じ場所でも、
どの方向から撮影するのか。
どこまで背景をぼかすのか。
人物をどの大きさで配置するのか。
ドレスをどちらへ広げるのか。
二人にどこを見てもらうのか。
それだけで写真の印象は大きく変わります。
さらに冬の丸の内は一般の方も多く訪れる場所です。
撮影では歩行者の方の通行を妨げないことを前提に、周囲の状況を確認しながら短時間で構図を作っていきます。
美しい写真を残すことと、公共空間でのマナーを守ること。
どちらも大切な撮影品質の一部だと私たちは考えています。
今回も大切なウェディングフォトをお任せいただき、本当にありがとうございました。
ご依頼を頂きました新郎新婦様、どうぞ末永くお幸せに。
撮影場所:東京駅 行幸通り / 丸の内仲通り
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